女性ホルモンはダイエットにも関係しています。美人ホルモンと呼ばれるエストロゲンと、脂肪の意外な関係とは。
代表的な女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンは、ダイエットにも密接な関わりがあります。このホルモンバランスが乱れると、どのようなことが起こるのでしょうか。
このような働きがある女性ホルモンの分泌が乱れると
などの状態が起こりやすくなります。
女性らしい体をつくり、髪や肌も美しくする作用のあるエストロゲン。脂肪の代謝も良くする働きがあります。
では、エストロゲンが多いとキレイでいられるのでしょうか。
実は、エストロゲンには細胞を増殖させる働きがあり、ガンや腫瘍などのリスクを高めます。
過剰なエストロゲンは脂肪細胞も増殖します。そして脂肪にはエストロゲンを増やす働きがあるので、さらにエストロゲンも脂肪も増えていくのです。
また、更年期に入ると卵巣機能が弱まり、エストロゲンもプロゲステロンも減少します。閉経すると一層プロゲステロンは減少します。このとき、プロゲステロンよりエストロゲンが多い状態になりますが、このプロゲステロンに比べてエストロゲン多すぎる状態は老化を早めるとも言われているのです。
つまり、エストロゲンが多い = キレイ ではないということ。
エストロゲンとプロゲステロンの両方が一定のリズムでバランス良く分泌されていることが、なによりも大切なのです。